子供が一人娘である事もあり、また将来子供がどこで暮らすようになるのかも予想がつかない中で、子供への負担を考え自分達が亡くなった際には永代供養にしようと数年前から夫婦で話し合っていました。
永代供養と言う言葉はよく耳にしても、どのようなものなのか？いつ準備すれば良いのかなど分からないことばかりでしたが、自分達なりに資料を集め、案内も頂きながら、どこにお世話になろうか思案していたところ、ウォーキングに訪れた紅葉谷で永興寺の永代供養の幟を目にし、飛び込みでご説明を頂いたのが最初の縁でした。
毎週のように紅葉谷公園を訪れていながら、宗教と縁遠い生活を送っている私達は、失礼ながら永興寺を知らなかったのですが、お話をお聞きするうちに、お寺の歴史や規模などに安心感を覚えた事。また将来、子供がお参りに来てくれた際にも、錦帯橋や吉香公園などが目と鼻の先で、観光がてら気楽に寄って貰える便利な立地であること。そして、お寺の僧侶の方や事務の方が非常に親切で、様々な相談に乗って頂いた事。この三点が決め手となって永興寺にお世話になる事に決めました。
終活と言える程大げさな準備をした意識はないのですが、いつか訪れるその日の備えを、元気に身体が動く今のうちに出来たと、心から安堵しています。